いざ読書を勉強しようと思った時、
まずはインターネットで良い勉強法がないか
調べてみる人が多いと思います。
でも、ネットにはいろいろな勉強法が転がってて
どれを選べば良いのかわからないため、
ほとんどの人はここで教材選びに失敗します。
少し厳しいことを言うと、
ネットから拾える知識は
小手先のテクニックばかりで
多くの場合、読書の本質が入っていないため、
独学・無料でやろうとする人ほど
正しい読書法からは遠ざかっていきます。
あるいは、独学をやめて
正しい読書法を教えてくれる存在を
探す人もいるかもしれません。
だけど、読書法には詐欺的なものが多いため
中身のない読書法を教わって
お金と時間を無駄にしたら嫌ですよね。
そんな独学派、教材派の方に
正しい勉強法の選び方をお伝えするため、
読書法の勉強に
現在進行形で10万以上を注ぎ込んでいる私が
生で学んだ実体験をもとに
お勧めの勉強法を書いてみました。
ぜひ最後まで読んで
自分に合った勉強法を探してみてください。
読書教室
読書教室や勉強会は
授業料を払うことで
すでに読書法をマスターしている先生から
読書法を直接学ぶ勉強方法です。
一概に読書教室とは言っても、
教室によって速読・記憶術・集中力など
さまざまな分野に分かれていますし、
先生ごとに教わる方法も違ってくるようです。
なので同じ「記憶術」を教わるにも
- 右脳左脳を使った記憶術
- 言語能力を駆使した記憶術
- 潜在能力を目覚めさせる記憶術
など、先生によって教える内容には違いがあります。
前回の「読書入門」でも少し話しましたが、
これは読書の根本的なノウハウが
バラバラであることが原因です。
読書には統一された方法がないため、
どちらかというと、読書の世界における
流派みたいなものなんだと思います。
また、私が人から読書法を教わった際、
勉強法には明確な「向き・不向き」が存在すると感じました。
私は記憶術だけでも3つほど勉強しましたが、
自分には向いていなかったのか
どの方法も成果が出ませんでした。
私は思うのですが、
自分の向き・不向きに関しては
実際にやってみないと
わからないことです。
なので、
これから読書法を勉強する人には
ぜひ知っておいてほしいのが、
試した読書法が自分に不向きだとわかったら
その時点でかなりラッキーだということです。
それがわかっただけでも
自分に向いてる読書法へ確実に近づけますから、
向き・不向きがわからないまま
教わり続ける人よりも
あなたはずっと先に行くことができます。
で、読書教室ですが
正直言ってお勧めできません。
と言うのも、この手の教室は内容の割に
授業料がめちゃめちゃに高いからです。
例えば、
これは私がある起業セミナーに参加した時に
とある実業家さんから直接聞いたお話ですが、
いまでこそ1日に27冊も本を読む彼が
まだ実業家として未熟だった頃に
一度だけ大手の読書教室に入会したことがあったそうです。
当初は無料体験のような形で募集しており
興味本位で入会しに来たのですが、
初回以降はなんと5〜6回の授業で
12万円の授業料が必要と言われたらしく、
嫌な予感がしつつも、
講師からの強いオススメに負けて
参加してしまったそうです。
ちなみに教材内容は
大手の教室に12万も払ってるんだから
ちゃんとしたことが学べるかと思いきや、
ひたすらグリグリと
目を早く動かすだけの訓練をさせられたそう。。。
(一時期この訓練がキツすぎて読書が嫌いになったとか…苦笑)
なんでもこの授業料、
一番下のスタンダードコースで12万円。
上のコースになるにつれて
授業料が20万、30万と要求されるらしく、
かなりの生徒さんが30万近い授業料を払って
教わっていたのだとか。
その人は後戻りができるうちに読書教室を退会しました。
入会当時は大学生で
月のバイト代3万円がこれで消えたため
当時はかなり悔しい思いをしたそうです。
私はその話を聞いた時
極悪!
と身震いしました。
(個人的な感想です笑)
「大手でこれなんだから個人はもっと酷いだろうなー」
とその人は言っていましたが、
まさに読書教室は
底が見えないビジネスなんだと思います。
ちなみに安値の読書教室もあるようですが、
潜在意識とかなんとかスピリチュアルな話ばかりで
大手より中身がなかったそうです。笑
現在大学生の私にとっても
バイトで得たお金は
数少ない貴重な資金なので、
読書教室に12万払って
勉強しに行くかというと
答えはノーですね。
読書会
読書勉強会と似ていますが、
読書会は本好き同士が読んだ本の内容を
簡単なプレゼンテーションで紹介しあう会です。
最近ではコロナ禍もあってか
リモートで開催している所が多いですね。
読書会の方針にもよりますが、
事前に本のテーマを決めて発表する形式と
特にテーマなく好きに発表する形式があります。
参加費も無料〜500円。
高くても2000円くらいなので
結構リーズナブルです。
読書会は参加のハードルが低くて
本好きの友達もできるため
かなりいい手段のように見えますが、
正直な話、お勧めはしません。
読書会では本の紹介がメインであって、
読書法の勉強がメインではないからです。
一応、他の参加者さんに
聞いてみるなどの方法はありますが、
参加者の多くは読書が好きで
本を読んでいる人たちなので、
読書法を学んでる人の参加は期待できないでしょう。
ただし、私が参加した時は
主に「読書の怠けグセを治す」ために参加したので、
勉強法を学ぶ以外の活用方法は存分にあると思います。
詳しいことはこちらの記事で書いています。
本の紹介プレゼンで
読んだ内容が強制的にアウトプットされるため、
反復のクセをつけるために
参加してみるのはアリかもしれません。
また、周囲の人も読書家ばかりなので、
自分から読書するのが億劫な人にとっては
気分転換をする一番最適な場所かも知れませんね。
書籍から学ぶ
書籍は1000円〜2000円と
かなりお手頃価格で手に入りますが、
ハッキリ言って
このやり方はお勧めしません。
というのも、
正直、この手の書籍には
大したことが書かれてないからです。
Kindleで10冊ほど読んでみた時に
わかったことですが、
出版者の自分語りや根性論。
大学データのコピペとか
宗教じみた話なんかが大半を占めています。
なんか内容が薄っぺらいんですよね。
私はこれに1000円払ってる訳なんですが、
安いお金を払って、薄い内容の本を買ったところで
行動する気が全然起きませんでした。
読書をするのに
モチベーションはとても大切です。
それなのに、学ぶものがないどころか
やる気まで削がれてしまうのは本末転倒です。
かなりの良書でない限り、
本から学ぶのはやめた方がいいでしょう。
読書教材のほとんどが詐欺
読書教材を謳っているものに釣られ続けた結果、
ほとんどがお金を使わせることが目的の
詐欺商品だった印象です。
「騙されるのは自己責任」
という意見はもっともですが、
読書教材には質の悪いものが多すぎてビックリしました。
金額が高すぎる・安すぎる、
きついだけの訓練をさせられる、
馴れ合いで終わる、内容が薄い…
一括りに詐欺とは言いませんが、
これで正しい読書法が身につくかと言うと
かなり難しいところがあると思います。
そんななか、
私が自分で試した中でも
一番おすすめしたいのが情報教材です。
情報教材と聞くと
怪しいイメージがあるかと思いますが、
詳しくはこちらの記事でお話ししています。
ここまで色々な読書教材を紹介してみましたが、
結論、読書教材は自分に合った
ハードルの低いものを選択しましょう。
この記事を参考に
より良い読書ライフを送ってください。
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